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2008年10月30日

社員の質

中小企業の社長が集まる会に参加すると、かならず話題に上るのが社員の質についてです。
「一人でも優秀なスタッフがいれば我が社はまるで違うのに…」
たしかに、社長になる人は優秀な人が多いわけですから、その視点で他人を評価したのでは当然点数は辛くなります。

私も、つい先日はそんな社長の一人だったかもしれません。
ところが、ひょんなことでまるで考えが変わりました。
社員と毎日メールのやり取りを始めたのです。
「仕事の改善点」やその時々でいろいろな質問を投げかけてみたのです。
すると驚いたことには、想像をはるかに超えた、深い洞察力に満ちた回答がいっぱい寄せられます。

このスタッフがこんなことを考えているのか。あのスタッフがこんな視点を持っているのか、とほんとうに驚きの連続です。

その驚きはある種の尊敬に変わり、そして喜びにつながってきています。
「こんなすばらしいメンバーと一緒に仕事をしてる」といった気持ちが強くなってきているのです。
やはり、人間は一人一人の個を見なければだめなんですね。
20年近く会社経営をしていて改めた知らされました。
スタッフ

2008年10月22日

モチベーションの上げ方

私達がお世話になっている会計士はまさにクール・ガイです。
朝から晩まで、きわめて効率的で、隙がない仕事ぶりが際立ってます。
あまりにも感情を表に出さないのである種の戸惑を感じるほどです。
しかし、優秀さはぴか一で独立して事務所を構える会計士としては異例の成功を収めていると思います。

当然、その多忙さは尋常ではなく、傍目で見ていても心配なくらいです。
そんな彼と先日久しぶりに飲む機会がありました。
そこでちっと意地悪な質問をしてみました。
「そんなにお金を貯めてどうするの?」
彼はお金持ちなのに一切華美に走らず、地味な生活を送っているから疑問に思ったのです。

ちょっと考えた彼が口にしたのが「時間を買いたいんです」
予想外の答えでした。
時間が欲しいなら、もっと楽な仕事をすれば良いはずです。ところが彼は猛烈に働いてそこで得られる良質の時間を求めているのだそうです。

ある種のパラドックスを秘めた考え方かもしれませんが、面白いモチベーションのつくりかたです。
焼酎のロックをいきよいよく流し込む彼の横顔に強い意志と自信を感じました。

2008年10月16日

教官トレーニング

昨日、ある大手総合電気メーカーで教官の方々を対象に研修を行っ
てきました。参加者は15人。この方々が現場の技術力を支えている
と言っても過言 ではありません。
工場勤務のスタッフを一から指導し、巧みの領域まで引き上げる仕
事です。
ただし、言うのは易し、行うのは難し。


若くは10代のスタッフを指導し、技術を学ばせることは並大抵な苦労
ではないはずです。
そこで、「伝える指導」「その気にさせる指導」の力を高めようと
私に声をかけていただきました。
はじめ、参加者の年齢を見てちょっとビックリしました。50代が中心
の構成なのです。
そんな方々が「自分のスタイルを変える」ことに素直になれるのか
と危惧したからです。

ところが、そんな心配は研修開始直後に吹き飛びました。
全員、ほんとうに全員が、今まで経験したことがないくらい前向き
な姿勢で研修に臨んでくれたのです。
議論する。発表する。演習する。すべてが熱意と情熱の固まりです。
これほど中身の濃い研修はなかなかあるものではありません。
終了の時間を思わず忘れるほど私も熱中しました。

この会社は「日本一のものづくり」企業を目指しているということです。
彼らがいてこそ、そういう高いゴールを本気で設定できるのでしょうね。

そんな彼らに少しはお役に立てたかと思うと、帰りの車中で、いつ
にない達成感に包まれました。
日本企業。まだまだ健在なりですね。

2008年10月15日

早稲田大学のセミナー

早稲田大学ポスドク・キャリアセンター主催のセミナーを行ってき
ました。
博士過程の方々のコミュニケーション力を強化する目的で、昨年か
ら実施しているものです。
昨年は、「論理的にわかりやすく伝える」スキルを課題に取り上げ
多くの方に参加していただきました。


今年は、その続編で「快適な伝え方・人間関係を良好にするコミュ
ニケーションの仕方」をお伝えしました。

こんな書き方をするといかにも難しい内容に聞こえてしまいます
が、内容はいたって簡単。
ちょっとした工夫で、「自分の魅力が増し」、「他人との関わり方
が改善される」というものです。

これは交流分析をもとに私達が独自に開発した研修内容なのです
が、当初想定していた以上の反響の大きさに驚いてます。
それだけ、学校でも、会社でも、社会においても人間関係が複雑で
ストレスの大きな要因になっているということなのでしょうか。

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2008年10月05日

テニスの達人・伊藤さん

今日はテニスの試合に参加してきました。
そういった大会で必ず優勝するテニス仲間がいます。
彼のテニスキャリアはすばらしく、実業団レベルでも有名人です。
すごいショットは打つし、運動神経の固まりのようなプレイをします。

でも、彼が本当に強いわけが今日わかりました。
今日はダブルスの試合だったのですが、パートナーの活かし方が           すごいのです。
戦術をしっかりと立て、パートナーに「なにをすればよいか」を
きちんと説明し、また、その戦術が機能するように試合運びをつくっていきます。

そこで彼のパートナーは自分の役割に徹することができるわけです。
そして伊藤さんの真骨頂。
パートナーがのびのびと良いプレイをすると、本当に素直に感動を表します。
「すごい!」って。
これだったら誰でも彼とプレイすることが楽しくなります。

「良いところを引き出して、ほめる」
これはなにもテニスに限らず、ビジネスシーンでも、人生に於いて
も役立ちそうなことです。

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2008年10月03日

トレーナー研修

昨日、ある自動車会社でトレーナーの方々を研修してきました。
総勢40人です。
その会社では販売会社のスタッフが3年間トレーナーとして
後進の指導をする制度を40年間実施しているとのことです。
今回呼んでいただいた理由は、限られた時間で、トレーナーとしての
考え方やスキルを確立するお手伝いをするためです。
大きく整理すると研修のポイントは2つ。

1.どうしたらわかりやすく伝えることができるようになるか
2.どうしたら受講生のやる気をひきだせるか

研修内容はきわめて実践的なもので気が引き締まる思いでした。
とても感心したことは、トレーナーの方々の真摯な姿勢にです。
一つでも新しい情報や役立つスキルを身につけようと本当に真剣な
のです。

休み時間もほとんどお取りにならないくらいでした。
そういった取り組み方が会社の社風の礎になって、今の成功がある
のだなと感動しました。

さっそく自分たちの会社の運営にも参考にさせていただきます。
まさに、教えたつもりが教えられたということですね。

高校の同窓会

昨日は高校の同窓会に行ってきました。
仙台の高校で、一学年130人もいないサイズのわりには、
13人の中年男性が集まりました。(高校は男子校でした。)

たしかに、卒業以来はじめて会う人間だとはじめは戸惑います。
やはり、外見が違うわけですから…。

でも、不思議や不思議。
ものの10分も会話していると、あの頃にすぐに戻れるのです。

ものすごく元気になれるし、感性も若返るし、とにかく楽しいんです。
私達は55歳で、世の中的にはある種の先が見え始めた年代です。

高校の頃は、将来に対する不安と期待が交錯して、それにどう対応して
いいかわからない状態でした。

でも、それって実はとてもすばらしいことであることが今になって
気づいている人も多いのではないでしょうか。

いや、先が見えないのは今も同じです。だからチャレンジできるんです。
そんな人生の原点を共有した高校時代の友達ならではの相互触発の一晩でした。

毎回幹事をしてくれている石井君ありがとう。
同窓会.png