言葉を超えて
先週、大阪の製薬会社に講演で呼んでいただきました。
タイトルは「グローバルコミュニケーション」
グローバル化が進む社会に対応する思考法とコミュニケーション技法を学ぶというものです。
この会場で大変貴重な経験をしましたので報告します。
会場にカナダ人とフランス人のスタッフが参加されており、その二人が偶然に日本語が堪能と
いうことで、思わずアドリブで行った実験の報告です。
カナダ人の方には「日本語的に情報処理された日本語の内容」を英語に直訳してもらいました。
彼は言語的に特殊な才能を持っているのだと思います。自分では絶対話さないその内容をとうとう
最後まで英語に訳してくれました。(鳥肌が立ちました)
結果は歴然。どんなに上手な英語でも、情報処理ができていないと「何を言ってるのかわからない」のです。
次に私が同じ内容のものを情報処理し、英語で話してみました。
話し終わると会場が大きな拍手に包まれました。しかし、それは私の英語力に向けられたものではありません。
情報処理さえ的確に行えば、非常にシンプルな英語で複雑な内容が伝えられる事実に感動してのものでした。
つまり、英語が上手でなくても「伝わる」のです。
圧巻はフランス人に、情報処理を図解化したものをフランス語で話してもらいました。
結果、「かわるんです」。当然細かいところまでは理解できないものの、話の構造が理解できるので、
「わかる感」を強く感じることができるのです。
パンネーションズがアウトライン化という情報処理の手法を提案しはじめて15年。
日本語を話すのにも、外国語を話すのにも、この手法がきわめて有効だと意を強くした講演会でした。
