JICA
JICA(青年海外協力隊)セミナーを二本松と駒ヶ根研修所の二カ所で実施してきました。
この2カ所のセミナーは今年行ったセミナーのなかでも印象に残るものでした。
やはり、若い人たちのエネルギーと可能性はそれだけで感動的だからです。
セミナーの内容は「外国でのコミュニケーション」についてです。
20歳そこそこの若者が海外でいろいろな指導をすることがどんなに難しいか容易に想像できます。
それを現地の言葉で行うのですから気の遠くなるようなことです。
年明けにも現地に赴くとあって会場は熱気に包まれ、ものすごく充実した中身になりました。
でも、最も印象に残ったのはセミナーのラスト5分で私が話したことへの受講者の反応でした。
私が話したのは「これからの2年間がいかに人生の中でも充実した時間になりえるか、また、それによってその後の人生がどのように変わるのか」ということです。
JICAが制度として必ずしも完璧でないことは私も知っています。
ですから、隊員の皆様が希望と同時に大きな不安を抱えるのは当然です。
しかし、新しいことにチャレンジするということはそういうことなのです。
誰も、これから起きることに100%の自信なんか持ち得ません。
でも、だからこそ、そこに勇気と希望が生まれてくるのだと思います。
私自身、野球で言えば9回の裏、2死2ストライク0ボール的な状態で英国に行った経験があります。
それが、なかったら、今の仕事の内容もそこで与えられた可能性もまるで違っていたと思います。
そんなことを簡単にお話ししました。
それが、私の想像を超えて隊員の皆さんを励ますことができたようです。
彼らの目つきがみるみる変わって行くのを実感しました。
彼らの高揚感も肌で実感できました。
私たち大人はこんな役に立ち方ができるのだと教えられた1日でした。
