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2011年10月21日

ロジカルということ

「ロジカル」というとちょっと抽象的ですから、今日は少し身近なところにある材料を
使って考えてみたいと思います。

先日、新しいレコーダーを買いました。
さすが最新鋭機種。
これまでのものとは比べものにならないくらい多機能なものに進化しています。

ただ、ここで問題なのは操作性。複雑になればなるほど、よほど中身を整理しておかないと
なかなか思うように動いてくれません。

その代表的なものがリモコン。ボタンが多くなりすぎて、何がなんだか解らないだけでなく、
簡単なことさえ直感的に行えません。

例えば、一番目に困ったのが外部チューナーのスカパーの番組を録画するとき。
なんと、その入り口がないのです。
録画開始の入り口は2つ。
1.番組表から、と
2.予約番組一覧から、
しかし、どちらかからも外部チューナーにはつながりません。

そこで私が予想したのは2つ。
1. 適当に予約を入れて、予約画面で内容変更をする→外部チューナーは変更リストに出てきませんでした。

2. スカパーを映している画面で予約する→外部チューナーは番組表が出てこないのでダメでした。

さて、正解はどうなったかというと、スカパーの画面で、予約一覧を出し、そこに小さく現れる新規予約
(情報としては第3階層にあるものです)から入るということが判明しました。
(たまたま同じ機種を持っている友達が教えてくれました。)

このロジック力(情報整理力)のなさは家電製品としては致命的だと思います。
いくら素晴らしいハードをつくっても、それを動かすソフトの整理ができていないのであれば、ストレスの
高い消費としてマーケットから受け入れられないでしょう。

これが総じて日本商品の弱点で、例えば、i-phoneがすぐれているのは、まさにこの点だと思います。
あれだけ多機能製品なのに何となく触っているだけで瞬時に使えるようになるようにつくってあるからです。

ぜひ、日本メーカーにも、ロジカル思考(整理する力)を身につけていただきたいと期待します。
また、この分野で役立つのことがパンネーションズの仕事だと思います。

2011年10月12日

テニスの試合

先週末にテニスの試合に出ました。
まず、リーグ戦で本選進出を競います。
今回、私はテニスクラブの友達と組んで出ました。
実は二人とも「メンタルガ弱い」ということでクラブ内で有名です?!
でも、そんな私達ですがなんと本選に勝ち上がることができました。

それも、最後は8ゲーム選手の7-7でドキドキものです。
でも、最後の一打は私の友人の目が覚めるようなリターンエースで決まりました。
「これで、メンタルが弱い」の汚名返上だと二人で上機嫌になりました。

本選の優勝は、これもまた同じクラブのフミちゃんとヤッちゃん。
決勝戦のウェアがあまりにもユニークなのでパチリ。

みんなで楽しい休日を過ごしました。

2011年10月10日

忙中閑あり

先日の神戸でのセミナーの日は少し早めに現地に入って
神戸散策を行いました。
koube1.png

同行してくれた私の秘書が神戸の街を知らないということだったので、
まず、代表的なところとを選んでまわりました。

異人館。
koube2.jpg

それから北野地区を散策。

遅めの昼食を北野ホテルで取りました。
koube3.png

前菜からデザートまで神戸の老舗ホテルの味を堪能しました。

あくまでも上品で、それだからといって味が薄いのではなく、
しっかりとした味わいは神戸ならではのセンスが光っていると思います。

満腹になって外に出ると、秋の日差しが目映いばかりでした。

2011年10月07日

東大の授業2

東大で新しい授業が始まりました。
講座名は「ロジカル・コミュニケーション」です。
正確で解りやすい伝達能力は先端分野の研究を続けている学生には大切なことです。

ただ、この講座の狙いはそこにとどまりません。
精度の高い言語能力を高めることによって、思考力、仮説力、検証能力といった
レベルも高めて行きたいと考えています。

人間は思考する時に言語を必ず用います。
声に出すか否かはともかく、言語なしには思考は行えません。

先日も、我が家のステレオを直してくれていた電気屋さんが
「ここからの出力が、ここに入って….」といった具合に、声に出して考えを整理していました。
こんな単純なことでさえ、言葉で確認を取らないと考えがまとまらないのです。

ですから、もっと複雑で難解なこととなると、言語力が曖昧なままでは、思考そのものが
曖昧になってしまいます。

「なぜ、私は仕事を辞めようとしているのか」
「なぜ、私は部下に信頼されていないのか」
だれでも、一応は考えます。

ただし、言語が曖昧だと、思考が深くなったり、整理されたりすることが難しく、
結果、出てくる結論もあまり蓋然性のないものになったりしがちです。

皆さんも、自分の決定や意思を他人に伝えてみたときに、意外なほど破綻箇所があることに
気づいて愕然とすることになった経験はありませんか。
その結果、自分の正当性を他人に納得してもらえなくなります。

この講座では、言語が思考力に与える大きな役割を理解し、その分野でのスキルアップも高めて
行きたいと考えています。

会議の効果的な進め方

先日、神戸の会社で「会議の効率的な進め方」というセミナーを実施してきました。

meeting.png


受講者は70名ほどでした。
今回のセミナーは短時間だったので、下記の2点に内容にポイントを絞り込みました。

1. 発言の内容をいかにわかりやすいものにするか

話というものは一人で行っても、実はなかなか上手くいかないということは
このブログでも何度か書いてきました。

それが、会議では複数の人間の話しが入り交じるのですから、その難しさは想像
以上なのです。
このセミナーでは、その辺の難しさを、まずじっくり体感して行くところから始めました。
そして、最後には演習のかたちで、そのようにしたら
「わかりやさしく話せるのか」
「話しがかみあうのか」を学びました。

2. ファシリテーションをいかにスムーズに行うか

会議は想像する以上に怖いものです。ちょっとした手違いで、本来あるべきところから
外れて結論が出てしまうと、その後の私たちの仕事や行動に大きな影響を与えることになるからです。
今回は会議の失敗事例のビデオで見ながら、その改善点を整理しました。

「発言の根拠はしっかりしているか」
「発言の一貫性は乱れていないか」
「結論の方向性は定まっているか」
このパートも、受講者全員で考え、普段の自分たちの会議のあり方を
捉え直すことができたと思います。

本当に、会議の難しさと重要さを改めて考えることがきた意義あるセミナーだったと思います。

2011年10月05日

こう使い分けたい!できるビジネスマンの英単語

来週、中経出版さんから発売の
「こう使い分けたい!できるビジネスマンの英単語」
カバー.jpg


の見本が上がってきました。

ちょっと、長いのですが「はじめに」をご紹介いたします。

「英語は『国際共通語』なので、『コミュニケーションの道具』として
割り切って使いましょう」という風潮が広がっています。いわゆる
「グロービッシュ(globish)」という考え方は、その代表例でしょう。
そこには「ネイティブの英語が頂点」という考え方そのものが存在しません。
極端に言えば、「通じればそれで十分」なのです。

私はこの考え方に大賛成です。
グローバル化が急速に進行し、やむを得ずに英語を話したり、
聞いたりしなくてはならない人たちにとって、グロービッシュは
本当に救いだと思います。

ところが、ここで1つだけやっかいなことが残ります。
それは、世界中で使われている英語といえども、そこで使われる単語には
それぞれの語感があるということです。

この語感が、大切なところでコミュニケーションを阻止してしまうことがあるので、
ちょっと気をつけなければなりません。

私の体験をちょっとお話ししましょう。
私の経営するパンネーションズは、研修を通して、法人のお客様を相手に
国際化のお手伝いをしています。ですから、研修の中身をつめていくときには、
企業の担当者との打ち合わせを頻繁に行うことになります。

ここにもグローバル化の波が打ち寄せており、企業の担当者は
日本人とは限りません。特に、外資系のクライアントになると、
決裁権のある担当者は、むしろ外国人のほうが多いくらいです。

そんな中でトラブルが発生しました。
ある外資系のクライアント先で、米国人の女性とミーティングをしていたところ、
その進め方について彼女からクレームが出ました。

「もっと議論のポイント絞り込むことができないのかしら。
私は"Let's discuss ..."と言ったはずで、"Let's exchange ..."と
言ったつもりはないの...」

彼女は、事前にメールで送られてきたアジェンダに沿って話し合いを進行させ、
それ以外の内容は排除したかったというのです。
実はdiscussという単語には、そういう語感があるのです。
discussとexchangeの持つニュアンスの違いがわからなかった私は、その場で戸惑ってしまいました。

これが言葉の持つ「語感」です。
この微妙な違いが、大きな誤解やコミュニケーションギャップにつながりかねません。
こうなっては仕事をする上でも、重大な支障が起きてしまいます。

そこで、私はその日から
「知ってはいるけど、正しく使えていない単語」
「ニュアンスの違いが大きな誤解を生んでしまう単語」
を徹底的に調べ始めました。

その結果、約200セット(1セットには3単語)のオリジナルの単語集というか、
私なりの辞書ができ上がったのです。

今回は、その中から、ビジネスには欠かせない本当に大切な88セットの単語を
厳選しました。

本書が、皆様のビジネス英語力の向上のお役に立てれば幸いです。