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2010年12月08日

一橋大学の留学生

昨日から、一橋大学で留学生対象の授業が始まりました。
目的は、ずばり「日本企業への就職をめざす」学生達の支援です。

現在、日本の大学には約7万人の海外からの留学生がいると言われています。
ただ、残念なのは、卒業後に日本企業に就職するのはそのうち1万人程度にとどまっています。

就職に対する考え方、処遇などが留学生受け入れの障壁になっているのですが、
一方、ここでもコミュニケーションが大きな問題になっています。

そもそも留学生に日本人スタッフと同等の日本語能力を企業が求めること自体が第一の壁なのですが、たとえ日本語が堪能になっても、日本人とのコミュニケーションが取りにくいと考える外国人スタッフが多いというのです。

今回の一橋大学では、就職活動やその後の職場での問題点を考えて、
下記の点に焦点を当てて授業を進めて行こうと考えています。

○日本人とのコミュニケーションがなぜ難しいのか。
○日本人とのコミュニケーションを円滑にするにはどうすればよいのか。

第一回から授業は大変興味深いものになりました。
まず、自分たちはそもそもどんな話し方をするのかを言語別に調べてみました。
韓国人学生、中国人学生、米国人学生が発表し合い、その特長を分析してみたのです。
さらに、自分たちの話し方と日本人の話し方を比較してみました。
文化や言語によって話し方が違うことを実感できたと思います。

二回目はその違いを乗り越える考え方とスキルを学んで行きます。

今から大変楽しみです。
一橋授業1.png

2009年06月06日

早稲田大学 博士課程実践コース終了

先日早稲田博士課程の授業「ロジカル・コミュニケーション」が終りました。

当初は、連続2コマの授業で飽きられてしまうのではないか・・・
(学生時代 90分はとても長く感じました)
研究で忙しい博士課程の学生が研究室を空けられるのだろうか・・・

など不安はありましたが、登録された方全員が3回の講義に出席。
無事講義を終えることができました。

さて、毎回の授業で私が感動したことは、学生の吸収力です。
とにかくその柔軟性、素直さ、前向きさにはこちらの方が学ぶことが多かったです。

通常のビジネスパーソン向けの研修では、正直受講生から出された解答には
「ダメです」
などとは言いません。なぜなら、そこでモチベーションが下がってしまうことが多いからです。
若干曖昧な「〜するともっと良いかもしれない」などと言い方を工夫しています。


ところが早稲田の授業だけは別です。わりとはっきりと
「これではダメですね」「ちょっと細部が甘いな」
などと言わせてもらいました。
なぜなら、この学生たちは否定されたり、注意されると即座に
「では、どうすれば良くなるのだろう?」
と思考を始めるからなのです。むしろそんな状況にやりがいを感じているかの様子です。

この部分に先のような柔軟性や前向きさを感じ、私も通常の研修よりも、厳しいことも言いました。
このような私の投げかけが彼らの知的好奇心を刺激し、もっと伸びていける可能性を感じたからです。

しかもこの可能性は日本の可能性でもあります。早稲田の理工は日本のトップクラスの研究をしているわけですから。

そんな日本の未来を担っている方々のお手伝いをできることに喜びと充実感を感じているところです。
授業

2009年03月06日

早稲田大学 博士課程実践コース

昨日、早稲田大学の前期の授業のフェードバック・ミーティングがありました。
結果は予想以上のものでした。受講者の皆さんから極めて高い評価をいただいたのです。

この結果は、まず、研修内容をきちんと精査して、受講者のニーズを満たすように苦心された担当教授の皆様のプラン力の成果だと感じます。

「今だから話せる」こととして、当初は新しい取り組みに大学の中には躊躇される声もあったとのこと。
そんな中でコースの内容をきちんと絞り込まれた手腕に今さらながら感服致します。

目的がはっきりしていると授業の現場は活力があります。
なぜなら、教える側、 学ぶ側が一体となって学習を進めることができるからです。

来期からは「コミュニケーション力強化」の領域を更に広げてカリキュラムが編成されます。
その日が来るのが今から待ち遠しい程です。